この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

戦後美術の現在形 池田龍雄展―楕円幻想

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その後の足の状態は、普通に歩けるぐらいに回復した。

先生も、「うん。かなり良くなったね。でもあんまりうろうろ歩き回らないように。」

と言ってくれた。

しかし、診察後あっさりとその忠告を破り、その足で練馬区立美術館に行く。

 もうすぐ会期終了になっちゃうので。

 
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いやぁ、練馬区立美術館って、以前同館で見た『あしたのジョー展』もそうだったけど、戦後日本美術の歩みを語らせると、かなり力の入った展示になるのね。

池田龍雄は、今年90歳を迎える美術家で、戦後の現代美術を回顧する展覧会には必ず登場する方なのだけど、これだけまとまった数の作品を一気に見たのは、今回が初めてだった。

作品自体の見応えは勿論なんだけど、池田龍雄と関わった人達を追っていくと、そのまま戦後日本美術の潮流に繋がっていくのが凄くて、ちょっと頭をクラクラさせながら見ていた。

 
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今回は珍しく、館内の一部が撮影可能だった。


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足が痛くならなければ、もっと早く行ってたんだけどな。でも、間に合って良かった。

 

※本日で会期は終了しました。