この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ぐあーーっ!とくる曲(その2)

前回の続き。または補足。 Talking Heads「Road To Nowhere」 行進曲調の流れに乗って行くとこの曲にたどり着いた。 この前、朝っぱらからラジオでかかっていたのを聴いたら、思わず歩調もハッスルハッスル!(死語か?)デヴィッド・バーンの「ハッ!」という掛…

いたるところに中心がある

タイトルは澁澤龍彦「マルジナリア(asin:4828830634)」より引用。原典はニーチェの「ツァラトゥストラ」だそうで。(未読) 澁澤氏は、 たとえば中心と周辺といったような、二元的あるいは対極的な構造を考えることを私はあまり好まない。 で、タイトルのよう…

尾形一郎 尾形優写真展「HOUSE」

@Foil Gallery フォイル・ギャラリーは、時間時になると隣からおいしそうなにおいが漂ってくるので、空腹時に訪れると、お腹の虫が刺激されて困るのだ。 という話は置いといて、この写真展で展示されていた驚異の風景達は、恐らく綿密な現地調査、そして時に…

ぐあーーっ!とくる曲

他に言いようがないので、こういうタイトルになってしまいました。 最近の曲を全くチェックしていないという事がよく分かるセレクトになっております。 Glenn Branca 「Symphony No.10 Second Movement」 あーうるさい!うるさいんだけど、好き。 Felt 「Pri…

澁澤龍彦 日本芸術論集成

没後20年以上が経過しているのに、いまだに続々と新刊本が出るお方。それが澁澤龍彦。さすが河出文庫不滅の看板スタア。死後に刊行された著作本の数は、生前のそれを既に上回っているのではないか?よくこれだけ手を変え品を変え、色んなテーマの本が生み出さ…

Spectrum live in Japan

@代官山UNIT ライヴの当日(3日)に日本ツアーの告知が本人のMLで届いたっていうのもどうかと思うんだけど…まあいつもの事か。去年の宣言通り、本当にバンドセットで舞い戻って来ました。ビックリ! 今回は本人の御姿がよく見えました。前回がひど過ぎたもんな…

Barakan Morning

InterFMで毎朝通勤時間に聴いていたGMGが先週で終わってしまったので、これからどうしようと思いつつ、いつも通りのチャンネルで聴き始めたら、何とピーター・バラカンさんが喋ってた! GMGの最終回でジョージが、来週から友達のピーターがどうのこうのと言…

モダン都市東京 日本の一九二〇年代

この本は1980年代に書かれたものだけど、最近になって初めて読んだ。海野弘氏が1920年代の東京の風景を探しに、1982年の東京、時には地方を歩き回るのだが、その1982年の風景自体が既にレトロなものになっていて、今読むと二重に楽しめるという、新たな魅力…