この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

日本ホビーショー2015に行って来た。

第39回 2015日本ホビーショー 入場チケット。土曜日1日のみの参加。今回は会場の雰囲気を撮る余裕が全然無かった…。ホビーショーって随分前に一度行ったきりなんだけど、あの時は企業中心の見本市的意味合いが強い印象だった。 しかし今のホビーショーは、企…

ルオーとフォーヴの陶磁器

ルオーとフォーヴの陶磁器 | 汐留ミュージアム | Panasonic パナソニック汐留ミュージアムでは年に一度、ルオーを中心とした企画展を開催している。 今年のルオー企画展は現在開催中の、ルオーが手がけた陶芸作品にスポットを当てたもの。 ルオーが陶芸を手…

生誕110年 海老原喜之助展 ― エスプリと情熱

生誕110年 海老原喜之助展 桜に間に合った。良かった〜! 開催前から楽しみにしていたのに、結局会期最終日にギリギリ駆け込む。やはり横須賀は遠かった…。 海老原喜之助(1904-1970)の絵を知ったのは、洲之内徹が偏愛したという『ポアソニエール』を見たのが…

小川千甕(せんよう) 縦横無尽に生きる

@東京(六本木)|住友コレクション 泉屋博古館 見に行った日は桜が綺麗に咲いていた。小川千甕(1882-1971)は京都出身。仏画師としてスタートした後、浅井忠に洋画を学ぶ一方で日本画も描く。更に漫画家としても活躍。1913年には渡欧し、安井曽太郎と共に、…

炭鉱のカナリア

<a href="http://mmfa.exblog.jp/22893467/" data-mce-href="http://mmfa.exblog.jp/22893467/">松尾宇人展「炭鉱のカナリア Canary in a coal mine」 スタート</a>mmfa.exblog.jp &am…

歌人 野原水嶺について。

数年前から草森紳一の本を読み出しているので、自然にこちらのブログをチェックするようになったのだが、 <a href="http://d.hatena.ne.jp/s-kusamori/" data-mce-href="http://d.hatena.ne.jp/s-kusamori/"&amp…

スイスデザイン展。ホリデーヌ。収蔵品展。

スイスデザイン展|東京オペラシティアートギャラリー この展覧会は、スイスが生み出した優れたデザインを、日本との繋がり、観光、交通、生活デザインといったテーマに分けて、見本市の様に、スタイリッシュに展示したような印象だった。しかし、ベルニナミ…

1930-1985 没後30年 『ロベール・クートラス展』 夜を包む色彩 カルト、グワッシュ、テラコッタ

@渋谷区立松濤美術館 Robert Coutelas | ロベール・クートラス 僕の夜―ロベール・クートラス作品集 作者: ロベール・クートラス 出版社/メーカー: エクリ 発売日: 2010/10 メディア: 単行本 クリック: 4回 この商品を含むブログ (1件) を見る 何年か前にこ…

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 |三菱一号館美術館 先日、この企画展のブロガー特別内覧会に行って来ました。 ワシントン・ナショナル・ギャラリー(NGA)展は、ルーブル美術館展やオルセー美術館展ほどではないにせよ、日本でもしょっ中開催されて…

大理石とニットとの出会い

石川 直也 展 ー 日常 ー 石川 直也 展 ー 日常 ー KANEKO ART TOKYOで石川直也展を見る。大理石の彫刻作品が4点。白で統一された空間に、ずっしりとした重量感が漂う。作家さん本人にお話を伺ったら、かなり運ぶのに苦労したらしいです。 重量級彫刻作品の…

物語絵 ―〈ことば〉と〈かたち〉 ―

<a href="http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/index.html" data-mce-href="http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/index.html">出光美術館(東京・丸の内) - 出光美術館</a> 出光美…

布製ブックカバー(外ベルト式)を作った。

今は本屋さん等でも可愛いブックカバーがいっぱい売ってるけど、その多くはベルトが内側に付いてるタイプなので、装着すると本の内部にゴロつきが生じて、使い心地がいまいちだった。これはベルトを外側に持ってきたデザインなので、その不満は解消されてい…

江戸川乱歩展~乱歩が池袋に残したもの~

池袋の地下道にあるechika池袋ギャラリーで、江戸川乱歩展が開催されている。 今年は江戸川乱歩(1894-1965)の没後50年にあたる年のようだ。 乱歩の終の住処は池袋だった。 ショーケースみたいな展示スペースなのでこじんまりとしているけど、 乱歩の愛用品と…

夜の画家たち

夜の画家たち- 蝋燭(ろうそく)の光とテネブリスム- - 福山市ホームページ現在、こんな展覧会が開催されていて興味をそそられるのだが、場所が遠いのがなぁ…。『夜の画家たち』というとこの本が思い浮かぶ。完全版・夜の画家たち―表現主義の芸術 (平凡社ライ…

ミシン!ミシン!ミシン!

ミニ企画展「ミシンを識る」│企画展・特別展│東京農工大学科学博物館現在、東京農工大学科学博物館で、『ミシンを識る-その構造発達と美-』というミニ企画展が開催されている。 この情報を入手するまで、東京農工大学がミシンをコレクションしているなんて…

初めてのキルト展

東京ドームシティ公式サイト|第14回 東京国際キルトフェスティバル ―布と針と糸の祭典―今年で14回目を迎えるという東京国際キルトフェスティバルですが、今回はじめて足を運んでみました。何と、東京ドームにも初潜入!野球観戦もしないし、こんな所で開催…

パスキン展 ― 生誕130年 エコール・ド・パリの貴公子 ―

<a href="http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/15/150117/" data-mce-href="http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/15/150117/">パスキン展 −生誕130年 エコール・…

吉祥寺のモダニスト 小畠辰之助 展

吉祥寺のモダニスト 小畠辰之助 | 武蔵野市立吉祥寺美術館 吉祥寺のモダニスト 小畠辰之助 | 武蔵野市立吉祥寺美術館小畠辰之助(1892-1977)は、吉祥寺を拠点に活動していた洋画家で、妻は日本画家の小畠鼎子。 ここの美術館ではかつて小畠鼎子の展覧会も開催…

Pelican Bread

【Pelican】東京浅草の老舗のパン屋ペリカン 03-3841-4686 創業1949年 浅草にある老舗のパン屋『ペリカン』のパンが、浅草橋にある『肉の池田屋』で買えるというので、会社の昼休みに行ってきた。 買いに行った日は、1.5斤のパンが2個しか残っていなかった。…

『ホイッスラー展』。とか。

ホイッスラー展 公式ホームページ ホイッスラー展 ジャポニスムの巨匠、ついに日本へ連休は横浜美術館でホイッスラー展を見てきました。去年は、ザ・ビューティフル展やオルセー美術館展でホイッスラーの絵を見る機会があった。残念ながらジャポニスム展は見…

俵有作展 - 水墨の波動 -

http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/tawara.html正月三ヶ日は過ぎてしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。今年最初に見に行ったのはこの展覧会。何と無料だった。俵有作(1932-2004)は、日本の古民具、古玩具を収集…