ピロスマニ
@アテネ・フランセ文化センター
「特集 ロシア・ソビエト映画史縦断 1943-1995」にて上映。
ロシアものの映画祭では必ずと言っていい程かかるのではないかと思われる不朽の名作。なのでしょうが、熱心なロシア・ソビエト映画ファンとは言い難いので、今回初めて見ました。実はピロスマニという画家の存在を知ったのもつい最近の事です。
上映したのが非娯楽施設っぽい場所なので、まるで学術映画を見たような気分になっておりました。ああ、こういう所で映画を見るのも久し振りだったんだなぁ。。。映画自体はズシンと心に響くものがありました。もっとピロスマニの事、グルジアの事を知りたくなりました。
ピロスマニを演じたアフタンジル・ワラジは1977年に51歳という若さでこの世を去っていました。この映画が生涯一度きりの映画出演だったようです。
ところで、「ピロスマニ」も結構お客さんが入っていたのですが、その次に上映されていたテンギズ・アブラゼ監督の「希望の樹」は、もっと長蛇の列が出来ていました*1。どうやら去年ようやく同監督の「懺悔」*2が公開されたようなので、その流れでこれだけ集まってきたのか?
もうちょっと機転が利いて、且つフットワークが軽ければ、またこの列に並び直したかもしれない。今まで余りにもこの辺ノーチェックだったからなー。これを機会にもうちょっと勉強してみる事にします。