この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

Cinema

「見逃した映画特集2019」で、見逃していた映画を見た。

UPLINK吉祥寺で『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を、ようやっと見てきた。 何故図書館という静的な空間でありながら、映画の題材となり、しかもロングランで上映されたのか?というのが不思議だった。 この映画については、こちらの対談の分量が…

世界一美しい本を作る男 ― シュタイデルとの旅 ―

映画『世界一美しい本を作る男〜シュタイデルとの旅〜』公式サイト今年最初に見に行った映画。 見に行った日は、有楽町の火災でJR線のダイヤが大いに乱れていたんだけど、さすがに年始だったから、夜の山手線は空いていた。 自分は写真もあんまり撮らないし…

ユリシーズ&レコンキスタ presents 「Family Jams フィルムコンサート+」

THE FAMILY JAMS - OFFICIAL TRAILER 1/26(SAT) @落合soup 『The Family Jams』は、デヴェンドラ・バンハート、ジョアンナ・ニューサム、ヴェティヴァーが2004年に行なった5週間に及ぶUSツアーの様子を追ったドキュメンタリー映画。 監督は、自身もミュージ…

『断絶』

@吉祥寺バウスシアター 爆音上映にて観賞。 ビーチボーイズ来日記念ということで、特別上映されたようです。 以下、感想にもなってない雑文を少し。 You Can Never Go Fast Enoughアーティスト: You Can Never Go Fast Enough出版社/メーカー: Plain発売日: …

ニューヨーク在住で現代アートをひたすら集め続ける老夫婦を追ったドキュメンタリー映画。来月公開。 先日森美術館で行なわれた上映会&トークセッションにて、一足お先に見てきました。 無名の個人コレクターが収集する作品っていうと、未だ一般的にはある…

セラフィーヌの庭

@岩波ホール セラフィーヌ・ルイ(1864-1942)は、アンリ・ルソーらと共に、画商ヴィルヘルム・ウーデによって発見され、いわゆる素朴派というジャンルの確立に大きく貢献した存在。しかも1910年代当時、女性の画家はまだまだ少数派であった。 以前ここでもた…

スコット・ウォーカー 30世紀の男

@第三回爆音映画祭 爆音映画祭、第三回目にして初参加。しかしシアター2での上映なのでチケットを買う時に、 「爆音じゃないですけどよろしいですか?」 と、販売員から念を押されてしまった。 いえいえ、全然いいんですが。 既にこのようにDVDも発売されて…

鏡の中のマヤ・デレン / マヤ・デレン全映画作品

@シアター・イメージフォーラム マヤ・デレンのドキュメンタリー映画と全作品が上映されているので見て来た。 実を言うと、彼女の存在を知ったのは去年の話なのであった。 あの、窓ガラスに手を当てて、外を眺めているポートレートは昔から見覚えがあって、…

ピロスマニ

@アテネ・フランセ文化センター 「特集 ロシア・ソビエト映画史縦断 1943-1995」にて上映。 ロシアものの映画祭では必ずと言っていい程かかるのではないかと思われる不朽の名作。なのでしょうが、熱心なロシア・ソビエト映画ファンとは言い難いので、今回初…

イングリッシュマン・イン・ニューヨーク

第18回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にて鑑賞。私がクエンティン・クリスプの存在を知ったのは、チェリー・レッドの名コンピ、「Pillows & Prayers」(asin:B00004SC6Z)に於いてである。なんて書けるような情報強者ではなかった。やっぱりこの映画のタイトル…

チラシの写真を一瞬見ただけで釘付けになる。 それまでは予備知識まったくなし。 1974年8月7日に、今は亡きツインタワービル(WTC)の屋上に、不法にロープを張って綱渡りした男のドキュメンタリー映画。 これって当時ニュースにもなったんでしょうね。全然知…

『[http://www.mapplethorpe-movie.jp/:title=メイプルソープとコレクター]』

邦題では知名度のあるメイプルソープの名前しか冠せられていないのだが、原題は『Black White+Gray A Portrait Of Sam Wagstaff + Robert Mapplethorpe』で、あくまでもメイプルソープのパートナーであった、サム・ワグスタッフが主役のドキュメンタリー映画…

『非現実の王国へ ヘンリー・ダーガーの謎』

見てきました。ダーガーさんはあのヴィヴィアンガールズに、自らの若さのエキスを凝縮して全て捧げたか、または、彼女達に急速に吸い取られていったのではないか?全編に流れるあの作品達の密度の濃さが一貫して衰えないのは凄いと思った。私はダーガーの展…

悪魔とダニエル・ジョンストンを見てきた。

ダニエル・ジョンストンという存在はずーっと気になっていたんだけど、なかなか聴くきっかけが掴めず、自分の中では永遠のウェイティング・リストになるかもしれない人物の1人であった。そんなお方にまさかドキュメンタリー映画というゴージャス(?)なもの…

id:almondeyed:20050903:p1で取り上げたブログで、今度は「アルファヴィル」のサウンドイメージが公開されていました。今回はエレクトロニックっぽい音が中心で、レトロ・近未来な雰囲気。そうきたかー。って、これってシリーズだったのか? 定期的にチェッ…

「汚れた血」のイメージサウンド

mauvais sang - leos carax Colleen、Vashti Bunyan + Animal Collective、Cocorosieなどの曲と、映画「汚れた血」の中のセリフ等をからめた1時間のサウンドスケープ。っていう解釈でいいのかな? 実際にラジオ番組として放送された音源みたいです。 選曲が…

ひさびさのGregg Araki映画

Mysterious Skin ←フランス版公式サイト。いきなり予告編が始まるので注意。 昨日、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映されたので、見てきました。アラキ映画の新作を見るのは一体何年ぶりだ? 初めて彼の作品を見たのも、この映画祭ででした(第1回目)…

見てきました。軽く感想を書き記しておきます。 ノミさん、タルトを焼くのが得意だったんだ。知らなかったー。 Falling in Love Againを歌っている時のお姿が、威厳に満ちていて、あの歌声と相まってとっても美しかった。 パンフレットを買わなかったので、…

Gregg Arakiの新作。 BBC Collectiveで取り上げられていて、映像を見てみたら、なんだか無性に見たくなってきた。日本ではいつ公開されるんだろう? 監督のインタヴュー映像もUPされているんですが、この人、確かモリッシーと同い年じゃなかったっけ*1。やけ…

ドキュメンタリー映画「MOOG」

http://www.nowonmedia.com/MOOG/ いよいよ2/19からレイトショー公開されるようです。見たい。