この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

昔のハイファッション

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今月1日に103歳でお亡くなりになられた舞踏家の大野一雄氏への追悼文をあちこちで目にしている所だが、その中で朝日新聞6月17日付けのコラムに、大野氏が、今は休刊になってしまったハイファッション誌に登場した時の事が書かれていた。これを読んで、そういえばこの雑誌に初登場した時の号を当時買ってたっけと思い、古い切り抜きファイルの中からこの企画記事を引っ張り出してみた。というわけで、画像のメモ。
雑誌本体は手元に残っていないのですが、調べてみたら1985年6月号に掲載されていたようです。
当時、小林麻美との「共演」には疑問符のフラグが頭上に立ったものだけど、この写真はそんなものを吹き飛ばすぐらいの説得力と、他ページとの圧倒的な格の違いを見せ付けられた。
追悼記事を書いていたのは、ハイファッション誌の編集長を勤めていた田口淑子氏で、この方がこの企画を発案、実行したようです。モード写真の限界に挑戦したというものだったのですね。今になってこうして当時の意気込みを聞くことが出来たというのが、感慨深いというか何というか。