この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

キンカ堂池袋店

2月22日に自己破産の末閉店したキンカ堂の近くを先日通りかかったら、シャッターの前に人だかりが出来ていた。

シャッターにはこのように、お客さんからの感謝のメッセージが何枚も貼られていたのだ。

3月に入ると、メッセージの数は倍増していた。
わたしが気付いたのは3月末の事だったんだけど、この時が最高値。なんか異様なぐらいの熱気が感じられた。半ばネタっぽいものも貼られていたけれど。
しかし、4月に入った途端、このメッセージは全て剥がされてしまった。
つかの間の幻を見た気分です。


キンカ堂がなくなった途端、池袋西武に手芸用品売場が復活していて驚いた。
手芸用品売場が西武から完全撤退したのは去年だったっけ?
思いのほかお早い復活で。これなら撤退する必要なかったんじゃないか?
でも、売場面積はかなり拡大し、目立つ場所に進出してきたので、気合いは十分らしい。
art-bookshopも入ったし、アヴリルやホビーラホビーレも。
こうして、オシャレな手芸のイメージを前面に打ち出そうとしているんだけど、これが引き立つためには、キンカ堂みたいな雑多でカオスなお店がマストなんだよーっ!
という事を、西武の売場を見ながらつくづく思ったのでした。
キンカ堂、復活してくれないものだろうか…。