この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

布製ブックカバー(外ベルト式)を作った。

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今は本屋さん等でも可愛いブックカバーがいっぱい売ってるけど、その多くはベルトが内側に付いてるタイプなので、装着すると本の内部にゴロつきが生じて、使い心地がいまいちだった。
これはベルトを外側に持ってきたデザインなので、その不満は解消されているし、ベルトのアクセントが効いてるし、ネットで初めて見た時は目から鱗だった。
作り方を見たら何とか自分でも出来そうだったので、チャレンジしてみた。

※こちらのレシピを参考にしました。

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リバーシブルなので、この2つは同じもの。
但し、片方は布のみで、もう片方は芯地付き。
布だけの方はペラペラで、持ち歩くとシワになり易い。
触り心地は柔らかいのでこっちの方が好きなんだけど、持ち歩くならば芯地付きのパリッとした方かな。

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こんな風に、ベルトに通す仕組みになっている。
今回は文庫本サイズで、入れ替え前提だったからこのデザインを選んだけど、特定の本専用のブックカバーを作るなら、そのサイズにピッタリ合うような仕様にするつもり。
その本に合った布選びをするっていうのも楽しいだろうな。

芯付きだと縫う時にゴワつくんだけど、流石はベルニナ。全然ものともせずガシガシ縫い進んでいった。頼もしい。


最近、知っている生地屋さんの閉店、移転が相次いでいるのだけど、閉店セールがきっかけで生地を買い求めて、手芸熱に火が点くっていうのも何だかなぁ…。
もっと前からその店で生地を買うようにしていれば、閉店してしまう事態は避けられたかもしれない。なんて、わたし一人の力じゃ無理か。

生地ってホントに色んな種類の柄があって、見ているだけでも面白いのだ。今回、それに気付けて嬉しかった。
モティーフの繰り返しがない柄の生地を『パネル生地』と呼ぶのも今回初めて知ったぞ。

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