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この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

Television Personalities & The Lotus Eaters (10/26)

@高田馬場AREA


まさか自分がロータス・イーターズのライヴを見る事になるなんて思いも寄りませんでした。
リアルタイムでは通って来なかったし。
人生、長く生きていると、それなりに思いがけない事が起こるものです。


今回、自分の中でのメインはテレヴィジョン・パーソナリティーズの方。
ライヴを見るのは実に17年ぶり。(!)
しかし、この日は3バンド中2番目に登場。うおおおお大トリじゃなかったのかよーーっ!!!(しょぼーん…)
ま、今回はこういう巡りあわせだったという事で、大人しく従う事にした。


演奏は、時間がキッチリ制限されていただけあって、かなり締まっていた印象。
ダニエル側に立って見ていたので、彼のギタープレイばっか見ていました。
年季の入ったDANELECTROギターを、恐らくマジックで塗ったであろう黒爪をしたゴツい手でかきむしる音に、ひたすらシビれる。こういう「本物な音」にこのところ接していなかったので、臓腑に染み渡る感じ。
いや、ギターを引っぱってアンプからジャックが外れた時なんて、おもむろにブスッとジャックを突き刺し、つまみひねってジャーンと音を出しただけで「よっしゃあ!」みたいに演奏はじめちゃって、アバウト過ぎなんですが。でもカッコいい!!
All Tomorrow's Partiesのカヴァーまで演ってくれましたよ。
最後は、ダニエルの方からお客さんに握手を求めてきました。どさくさにまぎれて自分もちゃっかり握手。それ以来、自分の方がブッ壊れ気味。(どうやら笑顔にやられてしまったらしい。。。)
楽しかったです。でも短かった。今度は単独来日希望!(って、絶対無理。)


ロータス・イーターズは、聴いてはこなかったんだけど、こうやって生の歌声を聴いてみると、80年代の空気をまざまざと思い出させる。内省的で翳りのある音っていうのは、あの時代も確かに存在していた。自分が多感な時期だったからというのは重々自覚しながら書くけど、あの時代の陰影、そして透明感のある音っていうのは、他のどの時代にも当てはまらないような、独特の深みがある。


でもさ、ヴォーカルのピーターは途中から段々アゲアゲになってきて、こぶしを振り上げると、Tシャツの隙間からぼってりとしたビール腹が顔をのぞかせるのよね。(苦笑)
これ見て、リアルタイムで聴こうとしなかった理由が分かった。根っこは暑苦しかったのだ。


ライヴの合間はずっと、本当は来る予定だったThe Monochrome Setの曲がかかっていました。
今回の裏メインはどうやらモノクローム・セットだったようだ。
来年4月に、今度はFriendsとのカップリングで来日するようです。
Bidさん、お身体の方はもう大丈夫なのでしょうか?