この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

Deux Filles

youtu.be

最近ちょっとYouTubeを見る時間が増えてきたのだが、ある日自分のトップページの片隅に、このアルバムがお勧めとして出てきたのにはビックリした。

一体、どの検索に反応して出てきたのだろうか?

 

それはさておき、1982年に発表されたこのアルバムのジャケットを、当時の音楽雑誌で見た時は、男臭漂う妙な雰囲気に怯え、気にはなるものの遠ざけていた。というより、実際レコードがお店で売っているのを見た記憶が殆どない。というわけで、自分の中では長らく謎レコの一枚だった。

 

後年、これがKing of Luxembourgのサイモン・フィッシャー・ターナーと、The Theにも在籍していた事があるコリン・ロイド・タッカーとの覆面デュオだったという事を知り、その謎度は薄らいだのだが、やはり今まで聴く機会が無かった。

 

今更ながら初めて聴いて、この1stアルバムはドウルッティ・コラムのようなアンビエント・ミュージックだった事が判明して拍子抜けしたというか。いや、実はジャケットの雰囲気から、もっとイロモノっぽいガチャガチャした音を想像していたのだ。キング・オブ・ルクセンブルクが割と弾けていた分、余計に。

 

この二人はThe Theのマット・ジョンソンを通じて知り合ったようだ。

 

で、このドゥ・フィーユについてググってみたら、懐かしいブログに辿り着いた。

Antenna.blog | Deux Filles / Silence & Wisdom / Double Happiness

パイクマンさんのAntenna blog (!)

読者でした。お元気ですか?

 

このコメント欄で、ドゥ・フィーユのジャケが売春宿の雰囲気みたいだと書かれていたので、今更ながら爆笑してしまいましたよ。この格好でライヴもやってたみたいだというし。まじすか?