日本の政治家って…
今更なネタだけど、メモとして書いておく。
5月22日の国会答弁で安倍首相が、共産党の宮本議員から貴方は「朕は国家なり」と言ったルイ14世みたいだと言われたのに対し、ルイ16世だと勘違いして答えたというのが話題になっていたが、実際どんな感じで質疑応答していたのかを映像で確認してみると、質問した側の宮本議員も、ルイ16世と安倍首相が間違えた所には全くツッコミを入れていなかった。その後も原稿棒読み。
日本の政治家ってつまんないよな。せっかくルイ16世って安倍さんが言ったんだから、「ああ、貴方は奥さんの事をマリー・アントワネットみたいだと思っているから、自分の事をルイ16世みたいだと自覚しているんですね。」
とか、イヤミの一つでも言ってやれば良かったのに。
そういえば10年程前、イギリスの国会答弁でザ・スミスの曲のタイトルが引用されたというのが話題になっていた。
この書籍にもこの事が書かれている。
当時のイギリス政府は、大学の授業料を値上げしたのだが、野党である労働党議員は国会内で、
「授業料が値上げされたら学生達は何を歌うと想う?『miserable lie』、じゃなかったら『heaven knows I'm miserable now』?」
これに対して当時の首相キャメロンはこう返した。
「彼らが自分に向かって『this charming man』を歌ってくれるとは思わないが、(外相の)ウィリアム・ヘイグと一緒に行けば、『william it was really nothing』にはなるかもしれないね。」
まあ、キャメロンさんがスミスファンだったのは当時有名な話だったから、労働党議員もこう切り込んだんだろうけどね。国会内でこういう会話が成立するところが凄い。
ここに出てきた曲は、全てこのアルバムに収録されている。
日本じゃこうはいかないね。この先もずっと。