この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

3月が終わるのに、編物。


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お久しぶりです。桜が満開になるような陽気なのに、最近は何故か編物に勤しんでいます。

汗ばむ季節になる前に仕上げてしまいたいのだが、早く手を動かせないので、なかなか進まない…。ムリだ!

編物は、時間をかけてこそ、良いものが出来ると思っている所もあるので、辛抱しながら一針一針編み進めている最中です。

 

下田直子のかんたんニット

下田直子のかんたんニット

 

 ちょっと古い本だけど、このデザインのニットを編んでいます。

“かんたんニット”とうたっているだけあって、ガーター編みでシンプルな形をしているんだけど、作り方を見ると、何故か全体を裏メリヤス編みで編む事になっていて、ちょっと驚いた。

編物をする人なら分かると思うんだけど、棒針でメリヤス編みをする際は、ハの字に編める表編みと、段々に編める裏編みを交互に繰り返す事になっている。で、サクサク編める表編みに比べると、裏編みは糸の掛け方が複雑な分、一目編むのにちょっとだけ手間がかかるので、全段同じ編み方をするガーター編みは、全部表編みにするのが普通なのだ。

それを全部裏編みにするってどういう事よ!そんなに表編みガーターと違うのか?

というのを確かめたくなったので、このニットを編み始めたのだ。

あと、これは面倒な袖付けが無い、楽な編み方なんだけど、その分、肩の所を丸ヨークで編むので、いかり肩である自分の体型と真っ向から対立するんじゃないかという不安がよぎった。

でも、本に掲載されているモデルさんは肩が張ってそうなのに、自然にストンと着られているので、もしかすると自分が着ても大丈夫なんじゃないか?

その辺の確認も含めて、日々編んでいます。

家にある毛糸を使っているので、ゲージは合ってないんだけどね。どのぐらい違った形のものになるのやら…。