この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

アッシュ・ペー・フランスビジューにて。

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店舗情報 | アッシュ・ペー・フランス ビジュー | Marunouchi.com

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先日、三菱一号館美術館に行った帰りに丸ビルを訪れたら、アクセサリーショップの店頭にこんな強烈なディスプレイが!

思わず吸い寄せられ、見入ってしまった。

高畑早苗さんという方の作品だそうです。31日迄の展示。ギリギリの紹介になってしまった!

 

三菱一号館でルノワールのボテッとした裸体画を見たすぐ後にこれを見たので、このコントラストにクラクラ来た。

そう、これはルノワールの女性画とは、ある意味対極に位置している。

ここに出て来る女性達の殆どは、触るとひんやりして硬そうな肌質の持主だ。

どの絵画からの引用なんだろう?とチェック入れてたら、店員さんが近づいて来た。

 

「これらはブローチになっていて、全部身に付けられるんですよ。私も今付けてます。」

 

と、自分の胸元を指差して見せてくれた。

見た目よりもずっと軽く出来ている様だ。

しかし自分は絵の方が気になっていた。

アンリ・ルソー、アングル、ラファエル前派、クラーナハみたいなのとか、中世絵画やバロック絵画ぽいもの。シュルレアリスム系とか、いろいろあった。

自分の好みって元々こっち系だったよな。

と、この個展を見ながら再確認していた。

まあ、今はかなり守備範囲が広がったけど。

クラーナハ展も見に行かなきゃ。