この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

YMO特集@プレミアム10

放送日当日に新聞の番組表で知った。NHKだから結構期待出来るかもと思ったので、ひっさびさにYMO(今はHAS)の特番を見た。


リリー・フランキーとの対談で、YMO結成の経緯を語っていた。細野さんの家でコタツを囲んで、おにぎりと、あとミカンも山盛りになってた、と、言ってたような。
そう、ここに出てくる食べ物は、決してコンビニで調達してきたものではないのだ。


昔読んだインタヴューで確か、坂本さんが千のナイフをリリースする時、幸宏さんの家で一緒に鍋をつつきながら、幸宏さんにアルバムジャケット撮影用の服を調達して欲しいと相談した、というエピソードが語られていた。


そういえば、OMIYAGEというYMO写真集に載っていた、高橋邸特製のワンタンがとてもおいしそうだった。坂本さんが挙げていたしば漬けは、見返すまで全く印象に残っていなかったのだが、このワンタンはとても洗練されたメニューのように見えた。


なんだか昭和の時代は、食も大人っぽかったような印象を受けるんですが。まさかYMOからこんな類の郷愁の想いを引き出されるとは…。ワタシも年を取ったという証拠か。