この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

X-Posureのライブ。

http://www.xfm.co.uk/article.asp?id=5358
19日のX-Posureでライブがオンエアされる筈だったのですが、何故かキャンセルされてました。メインアクトのWillisのライブはちゃんと流してたので、ライブは行われたみたいなんだけど。
彼女の歌い方はジョニ・ミッチェルを彷彿とさせます。
放送内でキャンセル理由を説明していた筈なのですが、ヒアリング能力が著しく乏しいものでよく分からず。あああ情けない…。
まあ、いつか改めてやるよね?


と、ここまでは昨日書いていた分。今日はやってくれました!
どうやら近所で火事があったとかで、ラジオが始まる時間までにライブが終了しなかったようなのです。(←多分勘違い)
聴いた感想ですが、ライブでは更に強調されている、この震えるようなヴォーカルスタイルにはかなり来るものがあります。心地良いと悪いとの境界線ギリギリの所にいるなぁ、これは。
いやもう、私、やられてます。


ところで、彼らの1stシングル「Half Turn / Mrs Pilling...」のジャケットって、チープで地味だけど、画像を見ただけでは分からない凝り方をしています。
このコラージュのようなアートワークはヴォーカルのケヴィン・コルマックによるものですが、彼の歌世界そのまんまです。そして実に懐かしいものがこみ上がって来ます。D.I.Y.精神という。
この7inchはRough Trade傘下のFor Usから500枚限定リリースされたもので、Gronlandから改めて出し直すみたいですが、アートワークもオリジナルをそのまま引き継いでいるみたいな事がどこかに書かれていました。Gronlandにある画像はタイトルとバンド名がクレジットされているので、こっちが使われるのかと思ってたんですがね。オリジナルはパッケージだけだと誰のレコードなのか全く分からないのです。でもやっぱり私もこういう方が好きだなぁ。


そうそう、私が初めてHalf Cousinを聴いた時の感想は、「これって新手のBadly Drawn Boyなのか?」でした。声質とか、“視線”に共通するものを感じます。ってバッドリーも1stしか聴いてないんだけど。しかもアナログ。
でもねじくれ具合はHalf Cousinの方がきっついと思う。