この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

雑誌「JAM」

http://www15t.sakura.ne.jp/~andy/omoidashiwarai/rockmagazine.htm
このAndyさんのコラムを読んでいたら、ちょっとこの雑誌について書きたくなりました。


実は年末にこの雑誌も部屋から出てきました。
私が買ったのは1980年5月号と6月号だけでしたが、同時期にたまに買っていたミュージックライフ(以下ML)なんかは見事処分してしまったのに、これは処分出来ませんでした。それは、アッという間に廃刊になったからなんですが。


そういえばMLを処分した頃は、まさかこの雑誌が廃刊になるなんて思ってもいなかったんだよな。
初めて買ったMLは1980年の2月か3月号ぐらいだったと記憶しています。
買った当時は全く知るわけなかったんですが、数年後に見返してみたら、この号のレコードレヴューにモノクローム・セットの1stと、フィーリーズの1stが取り上げられていたのを発見しました。
どちらも星3つで*1、詳細は忘れましたが、ほとんど的を射てないコメントが書かれていまして、これが当時のMLの体質だったんだなと、改めて思ったものでした。


JAMはニューウェイブも積極的に取り上げていたし、大判でレイアウトも日本の雑誌っぽくなかったし、みーはー臭くない所が好きでした。
中村成二氏による表紙イラストも良かったし。
確か当時のイラストレーション誌に、このイラストテクニックも紹介されていました。
一応当時は私も絵を描きたかったので、こういうものまでチェックして、真似して描いていたものです。


Andyさんも書かれていますが、レコードレヴューの執筆者が個性的で面白かったです。志村けんは勿論、当時は髭面だったピーター・バラカンも書いていました。
当時は何者なんだろう?と思っていたものですが、まさかテレビに出るような有名人になろうとは…。

*1:最高は星5つ