この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

へそまがり日本美術

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へそまがり日本美術 - 禅画からヘタウマまで


令和に入って最初に見に行った展覧会はこれ。

開館前に行ったら、既に20人ぐらいの行列が!ビックリ!!

でも、実際展示室に入ってみたらこの人気に納得。あんな脱力ゆるキャラ勢揃いな展覧会なんて、そうそうお目にかかれるものではない。

前期展示は残念ながら見逃しちゃったけど、後期だけでも充分堪能出来ましたわ。

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この企画展のイメージアイコンが、三代将軍徳川家光の兎図という所からして前代未聞なんですが…。

御殿様直筆の絵という事で、うやうやしく二重箱に納められていたからなのか、保存状態は抜群だった。後世の持ち主達は、誰もこれを改めて開けてみようという気にならなかったんだろうなというのが如実に伺えて、それが更に笑いを誘うという…。

まさか将軍様も、こんな形で自分の描いた絵が世間の注目を浴びるとは思ってもいなかっただろうな〜。

 

12日(日)迄の開催なので、まだ見ていない方は是非是非。