この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

ステンシルに初挑戦。

f:id:almondeyed:20180816092528j:image

現在通っている洋裁教室の生徒さんの中に、ステンシルの先生をされている方がいらっしゃるので、先日その方によるステンシルの一日体験講習会(ワークショップ?)が洋裁教室内で企画され、参加してきました。

 

この日は洋裁の先生も教わる側だったので、もの凄く真剣に絵筆を動かしていて、その表情がいつもと全然違うのに驚いた。

洋裁の先生が、一つひとつのプロセスにステンシル先生のご指導を仰ぐのに対し、わたしは絵の具を混ぜてお構いなしに塗り進めてしまう。ステンシル先生はわたしが作業中の時は寄ってこない。要所要所で軽くアドバイスをした後はほぼ放ったらかし。

これが洋裁の授業だと、全く逆の行動になる。わたしは先生に手取り足取り教えて貰わないと先に進めない。

 

洋裁の先生はわたしに、前にステンシルはやった事あるの?と質問してきたので、今回が初めてだと答えると、じゃあ絵を描いた事はあるの?とか、何絵の具で描いてたの?とか、色々聞いてきた。

そういえば忘れてたけど、画材は一通り試してきたなぁ…。

 

ステンシルは型が先に用意してあって、好きな柄を選んで生地に写すだけだったんだけど、久々に筆を握って(この日は殆ど刷毛だったけど)、絵の具と戯れたらすっかり没頭してしまった。

 

選んだ柄は貝殻で、イメージとしてはシュルレアリスム絵画のモティーフだったのだが、他の人達には『貝殻→海→夏』のイメージしか伝わらなくて、「夏っぽくていいねー!」で済まされてしまった。まあ別にそれでいいんだけど。

 

生地は裁断したままの状態で描き、その後Tシャツに縫い合わせた。出来上がったら絵柄のレイアウトがズレまくってて、出来はなんかいまいちなんだけど、これぞ正真正銘の一点物。どうだ参ったか!(誰に向かって言ってるんだ?)

 

普段の洋裁とは一味違う満足感が得られて良かったです。やっぱり絵を描くって楽しいかも。