この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

第42回2018日本ホビーショー

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 今年も行って来た。

このイベントは、多彩な手作りの面白さを発見しましょう、というのが主旨になって来たようで、生地等の素材探しを目的に行くと、肩透かしを食らってしまう。

 

とは言っても、定番素材は相変わらず充実していた。

自分の探し方が悪かったんだろうけど、新たな何かを発見出来なかった。という事だ。

 

今年目についたのは、フラワー関連のブースだったかな。ハーバリウムの講座があちこちで開かれていた。色が鮮やかで綺麗だし、特別な道具が無くても作れそうだから、とっつきやすいのかも。

 

アンティーク・レース展を見に行ったので、レース関連のブースも気にかけて見るようにした。

会場には展覧会チラシも置かれていた。

 

昨今レースと言えば、先ずはタティングレースなのか?これも複数のブースで、初心者向けにシャトルの使い方を伝授していた。

自分がタティングレースを習っていたのは、もう20年近くも前になるのだが、あの頃はタティングの道具すら、手芸屋さんの隅でひっそりと売られているのみだった。

レースと言えば鈎針で編むクロッシェレース。もっと本格的なレース手芸を目指す人は、ボビンレースに手を出すのが王道のイメージだった。

 

アンティーク・レース展で見られたのは、針と糸で作るニードルポイントレース。ボビンレース。時代が下って機械織りレースとニードルワークの組み合わせ。タティングレースは一切展示されていなかった。

しかし、グッズ売場のレース関連書籍コーナーに行くと、タティングレースの本が何冊も置かれていた。

タティングは、レースの伝統的技法の一つではあるけど、本流ではないって事か。


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フジックスさんのブースで展示されていた、銀糸を使ったタティングレースのアクセサリー。

そうそう、昔自分は銀のワイヤーを使って、タティングのアクセサリーを作ろうと試みたんだっけ。でも、シャトルにワイヤーが上手く巻けなくて、呆気なく挫折した。

これはフジックスが開発した特殊な銀糸なので、銀が黒くなりにくいみたいだ。

ひさびさにシャトルを取り出して、作ってみようかな。