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この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

女性昭和史

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この前古本まつりでこんな本を買った。
昭和52年発行の写真集。
まだ20代だった玉三郎の美しさもさることながら、巻末の対談集が白眉。
『十二人の女流』のラインナップがすごい。
買ってから気付いたのだが、じつは全文が玉三郎のオフィシャルサイトにupされている。

わたしがこれを読むまで全く知らなかったのは、吾妻徳穂と秋元松代の2人。
今まで知らずにいたせいか、御二方ともに強烈な印象を残す。
やっぱり写真付きの記事で読んだ方が、この対談の場合はいい。本人の発言がダイレクトに跳ね返ってくるのだ。

女性の地位が今よりずっと低かった頃に、これだけの活躍をしていた人達の言葉にはリアリティがある。

それと、明治と大正前半生まれの人達は、大半が日常生活でも和服が主だったはず。
その辺も、やはり現代の日本人とは一味もふた味も違う。

この中で存命中なのは志村ふくみさんと篠田桃紅さんの2人だけだ。
昭和は遠くなりにけり…。