この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

お湯洗髪

脱原発じゃないけど脱シャンプーだ!と突然思い立ち、お湯だけで髪を洗うようになってから2年ほど経つ。
とは言ってもずっと、液体シャンプーではなく、固形石鹸を使って髪を洗っていたのですが、しっかり洗ったつもりでも、石鹸カスが髪に残るのが不満だったのです。
洗髪方法は季節や髪の状態に応じて変化し続けているので、ちょっとここにメモっぽく残しておく事にしました。

とりあえず現時点での洗髪手順

  1. 髪を無印良品のブラシでよくとかす。ここを丁寧にすると、仕上がり具合がちょっと変わる。
  2. お湯で髪を濡らして地肌を軽くもみ洗いする。
  3. お湯で充分に頭が温まったら、冷水シャワーに切り替えて、気が済むまでザーッとすすぐ。
  4. またお湯シャワーに戻してすすぐ。すると、それまできしんでいた髪がサラーッとした手触りに変化する。おそらく、冷水によって固まった皮脂が溶けて流れ出すのではないか。しかし、今みたいな暑い時期は、水が冷たくないのであんまり効果がない。
  5. 髪のゴワゴワ感が抜けない場合は、桶に酸性液を作って、髪全体に行き渡らせる。そうすると指通りが良くなる。これはリンスと同じ効果か。自分はもっぱら木酢液か竹酢液を使用。桶に入れたお湯に対して小さじ1杯ぐらいを溶かす。
  6. お湯ですすいでサッパリしたらおしまい。


お湯洗髪にすると軽くフワッとした仕上がりにはなりにくいです。仕上がり感は“もたもた、もっさり”という語感がいちばんシックリ来ます。でも、石鹸洗髪の時ももっさりしてたな。


以前は、どうすれば普通のシャンプーをしたような仕上がりになるのか、ずっと試行錯誤しながら洗髪していました。
でも、お湯とシャンプーは別物なんだから、お湯の仕上がり具合でいいんじゃん!と開き直ったら気が楽になりました。


シャンプーで髪を洗うのは美容院に行った時だけです。
美容師さんは適量と思われるシャンプー液をわたしの髪に投入するのですが、泡が立たないので必ず追加します。多分、「おかしいな〜」と思いながら足してるのではないかと。ま、一回泡立てばエンジン全開とばかりにモコモコと泡立ってくれるからいいんです。


若い頃は1回の洗髪につき2回シャンプーをつけて洗わないとスッキリしないぐらい、ベタつきの多い髪質だったのですが、お湯洗髪をする事によって、皮脂の過剰な分泌は収まったように思います。年取ったせいと言われればそれまでのような気がしなくもないんですが。
実は、若い頃からずっと背中と胸にニキビのような吹き出物があったのですが、これが気にならない程度にまで収まりました。
これだけでも結構快適ですよ。
髪の量は以前とそんなに変わらないと思います。髪を洗った時の抜け毛もそれなりにあるし。
白髪は順調に増えています。これはストレスとか精神的なものが大きく関わっているのではないかなと。


結構、パターンを変えながら洗うのを毎日の楽しみにしています。お湯だけで洗うので、職人にでもなったような気分です。技術が正直に結果として現れます。仕上がり具合が毎日それなりに変わるのが面白いです。もう自分で洗う時はこれからもシャンプーを使わないと思います。

このサイトも参考にしています。10年以上見続けていると思うんですが、ここで取り上げるのは初めてw
糖質制限はなかなか実践出来ないな。