この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

FREEDOMMUNEに行ってきた

FREEDOMMUNE 0<ZERO>ONE THOUSAND 2013 7/13(sat) @幕張メッセ

今年初めて行ってきた。


手塚治虫火の鳥』の原画
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BOREDOMS presents 7×13 BOA DRUM
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瀬戸内寂聴
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灰野敬二
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EP-4 unit3 + 伊東篤宏
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冨田勲 feat. Steve Hillage
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会場入りしたら無音で、なんじゃこりゃ?だったのだが、暫くすると会場内にボアドラムの大音響が響き渡る。
最近は家でも殆ど音楽自体を聴かなくなっていたので、ショック療法のような効果を自分にもたらしたようだ。
ドラムのうねりに身体を持っていかれた感じで、気付いたら拳を振り上げていましたw
マイブラライヴの時みたく、耳栓必須の大音響だった。じつはその時に貰った耳栓をこの時持っていたのですが、結局またも使わず…。


瀬戸内寂聴さんの御姿を生で見たのは初めて。

「わたしは芥川賞も直木賞も貰った事がないし、わたしが書いたものはことごとく酷評されたけど、いいんです。酷評した人はみんな死んじゃいましたから!」

みたいな事を言ってたけど、それって『奇縁まんだら』かよ!
と、ツッコミを入れつつも、91歳でこれだけパワフルに喋れるって凄いよなぁと、圧倒されながら見てました。


最近自分は超朝型人間になってしまったので、そのあとは寝落ちw。あまちゃんバンドとペニー・リンボーのライヴは寝ながら聴く。うつらうつらしながら詩の朗読を聞いていたんだけど、寝ながら聞いたらフレーズを暗記出来ないかなぁ?なんて思ったりもして。“睡眠学習”ってやつか。昔、枕にスピーカーを仕込んだ怪しげな通販商品があったな。実物を見た事はないけど。


このままずっと朝まで寝てもいいかなーと思ったんだけど、ステージからすんごいノイズが聞こえてきたので、ヨロヨロと起き出して、灰野敬二の姿だけでも見ようとステージ前方に移動。
この時は寝ぼけてたせいか、うっかり傍らに置いといたビールの空缶を捨て忘れてしまった。
いい年した大人がこんな事をしてしまい恥ずかしい。すいません…。


灰野さんの姿を見たらまた移動しようかと思ってたんだけど、一目見たら目が離せなくなり、そのまま最後まで観る。
謎の電子機材から凄まじいノイズを繰り出していたのだが、ツマミ操作ひとつ取っても、そこまでやるかぁ?ぐらいの怨念が込められていた。そんでもって、
“ワ・カ・ラ・ナ・イ! ワ・カ・ラ・ナ・イー!!”
という絶叫音をサンプリングして、延々ループするんだもんな。ええ、わたしも分からんよ。


…以下、省略。(ヲイ!)


これって東日本大震災復興支援フェスだったよな、確か。
でも、去年行った脱原発フェスみたいなメッセージ性は微塵もなく、終始半端ない放ったらかし感が会場内に漂っていた。
でもこの緩さは結構心地良かった。
完全に非日常な世界だったもんな。
ゴロッと横になって寝た時も、湿気は凄かったけど、家より涼しくて寝やすかったしw