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この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

田紳有楽/藤枝静男

田紳有楽・空気頭 (講談社文芸文庫)

田紳有楽・空気頭 (講談社文芸文庫)

なぜか東京都写真美術館内にあるnadiffにこの文庫本が平積みされていて、それで興味を持った。
あそこ、どういうテーマのセレクトだったんだろう?
表示がされていたはずなんだけど、うっかり見落とした。
あんまり普通の本屋さんでは面出ししない文庫本が並んでいた。
畠山直哉展を見に行った時に見かけたのです。


で、後日、図書館でこれの単行本を借りてきたのですが、
表面に施されているエンボス加工で掘りこまれた奇妙なキャラがなんとも愛らしく(笑)、
更に、本文の字体や、活字の組み方も、硬質でありながら軽快感も漂うという、なんとも言えないバランス。
図書館の本なので箱が見れないのが残念だった。
カヴァー等、詳細はこちらで見ることが出来ます。


f:id:almondeyed:20111211142849j:image
こういうデザインもかわいらしい。


と、外観ばかり褒め称えているのは、小説の中身に言及するのを避けたいがためなんだけど。
こんな奇妙な小説が存在してたとは知らなかったです。
結構ビート感があるというか、読んでると音が鳴ってくるようなおはなしでした。