この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

Light

LightはDave Mercerという、Flying Saucer AttackやAMP周辺で活動していた人のソロ・プロジェクトに近いもの、なのかな。
この辺をくまなくチェックしていた方々にとっては、既に懐かしい名前なのかもしれませんが、わたしは幸か不幸か、最近まで知りませんでした。
今年の夏は、これをドロドロと聴き続け、猛暑を何とか乗り切りました。寒くなった今も継続中。
発表年代が不明なまま最初に聴いた時は、FSA、Landing、The Durutti Columnの代替品みたい…。或いは、シューゲイザーの生き残り?など、失礼極まりない感想を抱いておりました。
やっぱりこれは90年代の音だったようです。
適度に謎めいた存在なので、軽くまとめてみる事にした。
シングルはすっ飛ばして、アルバムのみ紹介。

  • Turning (1996)


Mogwai、AMP、Stereolab等もリリースしていたWurlitzer Jukeboxより。
このアルバムが1番中毒性高し。

  • Paperboat (1999)


多分、自身のレーベルであろうMynor Recsから。
自宅録音ものをかき集めた編集盤らしい。
「Ode To Hardship」みたいな曲を聴くと、地中深くから宝物を掘り当てたような気分になる。

  • Waterside Reverberations (2006)


現在、入手が比較的容易なのはこのアルバムのみのようです。
unlabelが2006年に行なっていた、週1回リリースものの1枚。
音源自体は1999年に発表。

ここで聴ける「evening streets」という曲は未発表っぽい。


参考にしたのはDiscogs、他。音はサイレンズサウンドなどに上がっています。