この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

[http://www.bubbyworld.com/microdisney/microdisneyindex.htm:title=Microdisney]

たまに無性に聴きたくなるのがこのマイクロディズニー。
でも、彼らのレコードをコンプリートに持ってるわけではないので、全然熱心なファンじゃないです。
1番最初に買ったのが「In The World」という12インチシングル。
これは3曲とも名曲!
3曲ともこのCDに入っています。
Love Your Enemies
このアルバムは「We Hate You South African Bastards」という初期シングル編集盤に「In The World」を加えたもの。「We Hate…」は昔バーゲンコーナーで見つけた記憶があるのですが、それでも買わなかったというほどの盤。CDで聴いて、自分の判断力のなさに愕然。1曲目の「Helicopter Of The Holy Ghost」はジョン・ピールお気に入りの曲だそうで。全編通してリズムボックスの音がショボいんですが(でも味がある)、そんなの気にならないほどいい曲が揃っています。
Peel Sessions
そのジョン・ピール・セッションもの。オリジナルアルバムのヴァージョンとは違い、シンプルな演奏で聴けるので、楽曲の良さが浮き彫りになっている。

全セッションのトラックリストが公開されている。1番最初のセッションはCathalとSeanの2人のみで演奏されていたようです。
Everybody Is Fantastic
1stアルバム。アナログのみ所有。多分500円ぐらいで買った。彼らのレコードは、CD以外は全部3桁の値段で手に入れてしまったような気が…。スマン。これもこんな値段で買ってしまってすいませんと言わずにはいられないほどの名盤。しかし、現在のアマゾン価格は一体…?
The Clock Comes Down the Stairs
2ndアルバム。これはCDで再発された時に入手。アナログの時は何故か手に入れそびれた。確か日本盤も出たんじゃなかったっけ?楽曲が全体的に明るくなった印象。

3rdの「Croocked Mile」はトラッドな風味も加わっている。これはVirginから出たからCDもあった筈なんだけど、見た覚えなし。

なんか、「いい」っていう感想ばっかになってしまって情けないのですが、いいとは言ってもヴォーカルはあのCathal Coughlanですから、美しいメロディに突如雄叫びを食らわせたりもします。一筋縄ではいきません。こんな彼とSean O'Hagan(The High Llamas)との、奇跡的な融合。
http://youtube.com/watch?v=H5ep1C7fuAU
ライヴ映像、はじめて見た。メンバーがてんでバラバラな方向を向いて演奏しているような印象。