この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

ドリーミィ・ヴォイス

Juneさんの「あなたの妖精系女性シンガーは?」というトピックが目に留まりました。私も以前、鈴木惣一郎氏のコラムに反応して、id:almondeyed:20040722#p1というのを書き散らかしましたし。

Tres Cosas

Tres Cosas


最近はこれを結構聴いています。


女性ヴォーカルのガイド本だと、妖精系という枠組みではないけど、ウィスパー・ボイスの魅惑 「天使のささやき」必聴盤 (Serie′aube′)こんな本があります。これ、ちらっと立ち読みしただけなんですが。そういえば、これの男性版はないですよね。っていうか、男の場合はウィスパーじゃないと思うし。え、ウィスパーって言ってもいいの?(不安になってきた。)


では勝手にドリーミィ・ヴォイスと称して男性版を。
私がイメージするこれ系のヴォーカルは、わりかし高めで声量なさそうに歌う感じのものが多いかな。やはり洋楽を聴き始めた頃にロバート・ワイアットの声に出会ったのは大きいです。グリーン・ガートサイドみたく喉で歌うスタイルとかもそう。ショーン・オヘイガンとか、Half Cousinのケヴィン・コーマックとか。そりゃ勿論ベルセバのステュアート・マードックとか、Kings Of Convenienceのようなタイプも好みだし…、Devendra Banhartもこっちの部類に入れちゃっていいのかなー?とか。そうなるとメイヨ・トンプソン…。ドリーム・アカデミー、ドゥルッティ・コラムマイブラケヴィン・シールズなんかを出しちゃったら収拾つかなくなってきたぞ。困った。
そうそう、bounceのコラムで鈴木氏が挙げていた男性シンガー達の中で、まあまあ聴いてたのはケヴィン・エアーズぐらいでして…。他のも聴いてみなきゃ。