この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

Fashion

バーナード・ルドフスキー

バーナード・ルドフスキー:生活技術のデザイナー 作者:アンドレア・ボッコ 鹿島出版会 Amazon バーナード・ルドフスキー(1905-1988)は、建築界ではよく知られた存在なのだろうが、自分はこの名前を目にしても、ちょっとピンと来なかった。 しかし、この人の…

ファッション イン ジャパン 1945-2020 ―流行と社会

ファッション イン ジャパン 1945-2020 ―流行と社会 国立新美術館 2021/06/09(水)〜2021/09/06(月) 第二次世界大戦以降に起こった、日本国内におけるファッションの流れを追った展覧会。 年代毎に区切った構成なので、どの年代に思い入れが深いかで、注目ポ…

ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界

三菱一号館美術館は、現在ショーメに占領されている! ショーメは1780年にスタートした、フランスで最も長い歴史を誇るジュエラー。 古くはナポレオン1世と皇紀ジョゼフィーヌの御用達として、装飾芸術の傑作を数多く生み出し、伝統を重んじつつ革新性を追求…

ドルマンスリーブのプルオーバー。

縫希星で縫った、いわゆるカットソーのプルオーバー。 軽いんだけど、生地がモフモフで、あったかーい! でも、あたたかい分、このモフモフした毛が抜けてくるのが難点。 ひと冬で着倒す様にすればいいのかな。 手作りのいい所は、型紙があれば、生地を変えて…

今月のエプロン。

って、もう7月も終わりじゃん。 ミシンの腕を上げる為に、今年はエプロンを継続して作ろうと、だいぶ前に思い立ち、作り始めたのはいいが、結構時間がかかるので、なかなか進まない。 このエプロンはもう何ヶ月も前に完成していたのだが、着用感がいまいちだ…

第41回 2017日本ホビーショーに行って来た。

HOME|第41回 2017 日本ホビーショー 手芸材料販売は勿論の事、恐ろしい数のワークショップ、手作りフリマにクッキングフェア等々、どんどんカオスなイベントに拡大しているホビーショー。 最終日29日に行って来ました。凄い人出に改めてビックリ! 今回の戦…

80年代の服が蘇った。

今年のお盆はまとまった休みが取れたので、その間に何か作ろうと意気込んではみたものの、結局出来上がったのはこのギャザースカートだけだった。 実はこれは、元々ノースリーブのワンピースだった。つまりリメイクしただけ。 買ったのは1980年代半ば。DCブ…

きものモダニズム展

東京:企画展インフォメーション|泉屋博古館 住友コレクション 「特別展 きものモダニズム」六本木で開催 - 大正・昭和に生まれた華やかな「銘仙」100点 | ニュース - ファッションプレス 大正〜昭和にかけて一世を風靡した銘仙柄の着物を、一堂に集めた展…

あたらしいエプロン。

みなさんは普段エプロンを着用する機会はありますか?わたしは一日のうち結構長時間身に付けてたりします。 ずっと同じものを使い続けていたので、さすがに生地がくたびれて来た。そろそろ買い替え時かなと思ってたんだけど、日常的に身に付けるのだし、どう…

拡張するファッション 神田恵介×浅田政志トークショーツアーに参加してきた。

水戸芸術館|美術|拡張するファッション 先日、わりかし最近お知り合いになった、Keisuke Kandaファンである友達から、そのブランドのファンクラブ主催による、水戸芸術館行きの1日バスツアーに一緒に行きませんか?というお誘いを受けた。 わたしはこのブ…

この冬に編んだマフラー。

何とかマフラーが編み上がった。あとは糸始末をするだけ。先週末は都内にしては降雪量が多かったので交通機関がマヒし、結局遠出が出来なかったんだけど、編み物ははかどった。これはその時に編み上げたマフラー。現在自分の部屋には一生かかっても編み切れ…

『Blindsided』から80年代ファッション

Here's my poster shot for @StephensSimon new play, Blindsided @rxtheatre with @juliehes . Very happy with it pic.twitter.com/NLpO06IOr2— Kevin Cummins (@KCMANC) 2013, 11月 6 ケヴィン・カミンズのこのツイートを見た時、これは古い写真かと思っ…

古着のシャツ

この前フラッと入った古着屋でこんなシャツを見つけた。 店員さんは、今から50年ぐらい前に生産されたものだと言っていた。 柄が何とも言えずシュールなのが気に入ったので、自分に似合うかという事など考えず、つい購入してしまった。 これって骨董品を買う…

スマートフォン対応?手袋

休み中に編んでいた手袋がやっと出来上がりました。 iPhoneもなにも、いまだに普通のケータイを使っているわたしですが、 それでもiPod touch使いではあるので、対応型にトライしてみる事にしました。 パターンはまたまたこの本を参考に。 スウェーデンから…

あけましておめでとうございます。

今年は良い年でありますように。この休日は編み物に徹しております。 最初はスマホ対応手袋にしようと思って指に穴を開けてみたのですが、寒そうなのでボツにしました。って、自分はスマホ非所有者なんですがね…。 では、本年もどうぞよろしくです。

懐かしのニット帽

編み物ネタも続けてみる。 スウェーデンから届いたニット ぼうし 手ぶくろ くつ下 ( )作者: アンマリー・ニルソン,佐藤園子出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2010/10/22メディア: 単行本購入: 13人 クリック: 222回この商品を含むブログ (10件) を…

バッグのはなし

コートの次がバッグの話題って…。まあいいか。 職場の近くにあるバッグメーカーでは、年に数回ファミリーセールを開催していて、その時はバッグの入った大きな紙袋を手にする、明らかに買付業者以外の、割と幅広い年代の女性達がこの界隈をワラワラと闊歩す…

最強防寒コート

最低気温が1℃近くに達すると、 「しょうがないなぁ〜」 という諦めにも似た思いで取り出すのが、何年か前に古着屋さんで購入したこのコート。 何故これに袖を通すのに躊躇するのかと言うと、 重い! 裏地に綿わた素材のようなものが入っているので、これがと…

前衛下着道 - 鴨居羊子とその時代展

@川崎市岡本太郎美術館 戦後、女性の下着デザインに革命を起こした一女性の足跡を辿る回顧展。 カモイヨーコってシラナカッタんだよー!つい2年ほど前まで。昔TVにも出てたんだって?全然見た事なかったよーっ!何で昔買った雑誌の細江英公特集に彼女の名前が…

アガタ竹澤ビル 周辺 メモ

※週末にササッと見てきただけ。でも、どれも忘れがたい印象を残すものだった。 アガタ竹澤ビル内 宮本隆司展 「草・虫・海」 (TARO NASU) タイトルにある草と虫と海、それと鳥の写真が展示されていました。 雑草、昆虫、鳥は直接印画紙に置いて感光させたも…

昔のファッション雑誌(その3)

今回は記憶発掘編。 マリ・クレール マリ・クレールはフランスで1937年に創刊された歴史あるファッション雑誌。でも、ここで取り上げるのは中央公論社がライセンス契約をしていた頃のマリ・クレール。更に1980年代半ば以降の数年間限定です。 なのに、手元に…

昔のファッション雑誌(その2)

今回は自宅発掘編。 流行通信 今は休刊状態なのでしょうか? 巷の書店等で見かけなくなってから久しいので、取り上げてみる事にした。流行通信で思い出すのが、昔、渋谷の東急ハンズで遭遇したバックナンバーフェアの事です。確か平成が始まった頃でした。そ…

昔のファッション雑誌

昔の雑誌はどんなジャンルのものでも面白い。 今回はファッション雑誌を取り上げてみる。 セゾン・ド・ノンノ 最近古本屋で発見したので買ってみた。中は事前に見れなかったので、半ば博打打ちの気分で。 1974年10月号(画像左端) これが創刊号で、一冊丸ごと…

バロック・ファッション

コクトーの映画「美女と野獣」を見ていて目を惹くのが、野獣の館内の装飾と、役者達の衣装である。特に野獣の衣装たるや、衣紋掛けを背中にブッ刺したまま身にまとっているかの如き凄い肩幅。そりゃあ「動物」ですから、人間離れしているのは当然なんでしょ…