この世はレースのようにやわらかい

音楽ネタから始まったのですが、最近は美術、はたまた手芸等、特に制限は設けず細々と続けています。

印象派からその先へ―世界に誇る吉野石膏コレクション展

三菱一号館美術館で現在開催している、『印象派からその先へ― 世界に誇る吉野石膏コレクション』展のブロガー内覧会に行ってきました。 サブタイトルに『石膏』の文字があるので、彫刻作品もあるのかな?と、勝手に思い込んでいたのですが、全点平面作品でし…

流しの洋裁人さんと、siboのスカート。

ちょっと時間が空いてしまったが、この前の話の続き。 池袋リビングループに行った一番の目的は、『流しの洋裁人』さんのブースを見る事だった。 お店を覗き、店主さんと目が合うと、 「あ、去年もいらしてくれましたよね?」 という反応が。 そう。実は去年…

IKEBUKURO LIVING LOOP

ikebukuropark.com 池袋リビングループとは、池袋東口のグリーン大通りと南池袋公園で、年に一度開催されているイベント。2017年が第一回目。わたしは去年初めて知って行ったんだけど、ここには書きそびれてしまっていた…。 開催期間中は公園と大通りの歩道…

「士 サムライ―天下太平を支えた人びと―」展

江戸東京博物館では現在、『士 サムライ ―天下太平を支えた人びと―』展が開催中です。 前期展示は10/6まで。現在は後期展示です。 後期展示の特別内覧会に招待されたので、行ってきました。 ※画像は特別な許可を得て撮影したものです。通常は一部スポットを…

引込線まとめ。

そういえば、今まで何回ここで『引込線』を取り上げてきたのだろう?と気になったので、調べてまとめてみた。 やはり、行ったのに感想を上げていない回もあった。(2013年と2008年) 引込線/放射線(2019) almondeyed.hateblo.jp 引込線2017 almondeyed.hateblo…

スタシス・エイドリゲヴィチウス イメージ―記憶の表象

スタシス・エイドリゲヴィチウス:イメージ——記憶の表象 | 美術館 スタシス・エイドリゲヴィチウス(1949〜)の、国内では初となる大回顧展が、武蔵野美術大学美術館で開催されている。 スタシス・エイドリゲヴィチウスと、フルネームで書かれるとピンと来なか…

引込線/放射線

hikikomisen-hoshasen.com 『引込線/放射線』に行ってきた。 引込線は2008年の『所沢ビエンナーレ・プレ美術展 引込線』という名称から始まっている。 この時は所沢駅の整備施設がメイン会場だったが、その後会場を転々とし、所沢駅からは遠ざかっていた。6…

みんなのレオ・レオーニ展

『みんなのレオ・レオーニ展』公式サイト:朝日新聞デジタル 『みんなのレオ・レオーニ』と、『みんなのミュシャ』って、タイトル被ってるな。 それはさておき、レオ・レオーニ(1910-1999)は、オランダ生まれのユダヤ人。と、ここまではあのメスキータと一緒…

入門 墨の美術-古写経・古筆・水墨画 (その2)

almondeyed.hateblo.jp この記事から続きます。 紹介する順番がメチャクチャになっていますが、この展覧会の第1章は『祈りの墨〜古写経』というテーマで、奈良時代の古写経を展示しています。 ※館内の写真は、関係者の許可を得て撮影したものです。 『華手経…

入門 墨の美術-古写経・古筆・水墨画 (その1)

静嘉堂文庫美術館では、8月31日から『入門 墨の美術-古写経・古筆・水墨画』が始まっています。 この展覧会の、開催初日に行われた内覧会に参加してきました。 静嘉堂文庫の企画は、雛人形や刀といった、馴染みはそれなりにあるものの、ちょっと敷居が高そ…

原田治展 「かわいい」の発見

https://www.setabun.or.jp/index.html 原田治の『ぼくの美術帖』を読んできた者としては、必見の展覧会だぞこれは!と、鼻息荒くしながら見に行った。 ぼくの美術帖 【新装版】 作者: 原田治 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2019/07/10 メディア: 単行…

メスキータ

東京ステーションギャラリー - TOKYO STATION GALLERY - メスキータ展、ようやっと見てきた。 『メスキータ』。このインパクトのある名前。そして、この鋭くくっきりとしたコントラストの作品達が、何故今の今までこのような形で紹介されなかったのかが、謎!…

『遊びの流儀』遊楽図の系譜

サントリー芸術財団50周年 遊びの流儀 遊楽図の系譜 サントリー美術館 野外や邸内で遊んだり踊ったりするさまを描いた画を『遊楽図』と呼ぶ事を、この展覧会で初めて知った。 「遊びをせんとや生まれけぬ」 は、『梁塵秘抄』の有名な一節。 遊びは人間が生き…

マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展 (その2)

チラシは2ヴァージョン。 フォルチュニの仕事ぶりを見ていて圧倒されたのは、彼は、興味を抱いた全ての造形物を、自分の手で創り出している所でした。 照明に関心が及ぶと、ランプシェードもデザインしてしまう。 この展覧会は、天井部にも展示物があるので…

マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展 (その1)

三菱一号館美術館では現在、マリアノ・フォルチュニ展が開催されています。 最初にこの展覧会のチラシを見た時、この人はただのファッション・デザイナーじゃないんだろうなきっと…。という雰囲気を漂わせていて、とても興味をそそられました。 ファッション…

書物にみる海外交流の歴史

静嘉堂文庫美術館 静嘉堂文庫美術館で開催中のこの展覧会は、書物を通じて、日本と海外がどのように交流してきたかを読み解くのが狙い。 江戸時代に書かれた、海外文化を紹介する本や、海外の書物に影響されて書いた本、更には辞書や字典までもが展示されて…

クラシックに詳しくなくても面白く読める音楽本

artespublishing.com この本の聞き手である田中美登里さんは、『トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ』という、現在はミュージックバードで放送されている音楽番組のパーソナリティ。 ああ、この番組名、すっかり忘却の彼方だったわ! musicbird.jp …

今日は父の日。

Horace Silver - Song for My Father ジャズ好きな父にこの曲を捧げる。 って、本人がこの曲を知っているかどうかは、まだ確かめていない。 曲自体は昔から何となく馴染みがあるんだけど、タイトルを知ったのはつい最近の事だったりする。 この、ラテンっぽ…

今月のエプロン。

先月、今年も参加してきた『モノマチ』というイベントで、リボンや紐の類を幾つかgetしてきたので、それを使ってこんなエプロンを作ってみた。 脇開きタイプのデザイン。パターンは適当に自分で起こした。肩の部分は自分の原型に合わせたから、着用感は意外…

ある編集者のユートピア 小野二郎:ウィリアム・モリス、晶文社、高山建築学校

ある編集者のユートピア | 世田谷美術館 SETAGAYA ART MUSEUM 最初この展覧会の情報を目にした時は、会場を思わず二度見してしまった。 せ、世田谷美術館? 世田谷文学館じゃなくて?と。 小野二郎(1929-1982)は、晶文社を立ち上げた編集者、英文学教授。そし…

へそまがり日本美術

へそまがり日本美術 - 禅画からヘタウマまで 令和に入って最初に見に行った展覧会はこれ。 開館前に行ったら、既に20人ぐらいの行列が!ビックリ!! でも、実際展示室に入ってみたらこの人気に納得。あんな脱力ゆるキャラ勢揃いな展覧会なんて、そうそうお目に…

『日本刀の華 備前刀』展

静嘉堂文庫美術館では、13日(土)から『日本刀の華 備前刀』展が始まっています。 展覧会初日に行われたブロガー内覧会に招待されたので、参加してきました。 ここ数年、刀剣乱舞人気によって日本刀が大注目で、あちこちの美術館・博物館で日本刀の展覧会が…

『ラファエル前派の軌跡』展

これは撮影可能スポットにあったセット。ロセッティの絵の中に入り込んだ写真が撮れる。 三菱一号館美術館では現在『ラファエル前派の軌跡』展が開催されています。 同館では過去、『ザ・ビューティフル-英国の唯美主義展』、『バーン=ジョーンズ展』といっ…

水玉ラップエプロンを作った。

クライ・ムキのはじめてぬう、かっぽう着とエプロン―S・M・Lの実物大型紙つき (主婦の友生活シリーズ) 作者: クライ・ムキ 出版社/メーカー: 主婦の友社 発売日: 2014/06/19 メディア: ムック この商品を含むブログを見る この本に載っているパターンを参考…

林忠正 ジャポニスムを支えたパリの美術商

すいませんうっかり更新が止まってしまいました。気付けばもう桜の季節…。 深井克美展は結局見に行けませんでした。代わりに3月は、都内の展覧会にピンポイントで回っております。 林忠正―ジャポニスムを支えたパリの美術商|開催中の展覧会予定|国立西洋美…

深井克美展が開催される。

2月5日から北海道立近代美術館で、『生誕70年・没後40年記念 深井克美』展が始まります。 うわー!、『待望の』って言葉がつい出ちゃう好企画! 本州に巡回しないかな〜?、という淡い期待を抱いたりもしたんですが、やはりこれは彼の故郷である北の大地で見る…

岩﨑家のお雛さまと御所人形(その2)

展示品の中には、岩崎家の稚児雛だけでなく、立雛や犬筥でも、かなり大きなサイズのものが出品されていた。 これが大サイズ(横43cm)の犬筥。江戸時代後期のもの。 対になっているんだけど、ガラスケースには一つしか入らない。存在感ありまくり。 これが大サ…

岩﨑家のお雛さまと御所人形(その1)

桃の節句も近づいて来ましたが、静嘉堂文庫美術館では1月29日から『岩崎家のお雛さまと御所人形』展が始まりました。 先日、一般公開に先立って行なわれたブロガー内覧会に招待されたので、その時の様子をレポートします。 雛人形を美術館で見る機会は限られ…

新年のご挨拶。(遅!!)

もう1月も半ばを過ぎましたが、今年最初の更新です。 このところずっと、ネットもろくに見ないで編み棒を握っておりました。 パズルを解いていたら、こんな画像が出て来た。そう、こんな感じ。ちょっと持ち方が違うけど。 編んでいたのは指なし手袋。 手首を…

今年最後に見た展覧会。

今年はもう少し更新の頻度を増やそうと思ったのだけど、後半は失速してしまった。 駒井哲郎展の感想も書けなかったしなぁ…。 仕事納めの大掃除で疲れた身体を引きずって、向かった先は『ムンク展』。 今回やって来た油彩・テンペラ画による『叫び』は、初来…